9月20日の絵鞆半島の渡り鳥

天候は半島の上空に雲一つない快晴で西の風3m位で8時過ぎから少し強くなって来ました。朝早い時間からヒガラ、シジュウガラ、ニュウナイスズメ、メジロなどの小鳥が絶え間なく飛び、ハイタカの現れるのを待っていましたが、ツミが3羽飛んだだけで、小鷹類は閑散としていました。毎年9月20日を過ぎると日の出前から半島の上空にはツミやハイタカが飛んでいるのに、今年はどうした事でしょうか。夏の天候不順が生態系に及ぼした影響は大きいと思います。そん中、増市展望台のバードウオッチヤーの間で話題になっているハヤブサがいます。風切り羽ねが抜けているので判別がつきやすいメスと思われるハヤブサが、テリトリーに入り込んで数日前から飛び回っています。不思議な事にここの神経質なハヤブサは追い出そうとしません。一緒に飛ぶ事もあります。私も20年以上ハヤブサを見て来ましたが、こんな事は初めてです。もしかするとメスが入れ替わるかもしれません。

このハヤブサがテリトリーに入り込んで飛び回っているハヤブサです。12mくらいの所まで接近して来ました。

からだが大きいのでメスのハヤブサと思われます。

侵入して来たこのハヤブサの羽根が一部換羽しています。

新入りのハヤブサがツミに威嚇されています。

ツミは3回飛びました。

空高く飛ぶツミですが、こちらの思うように近寄って来てはくれませんね。

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