北海道では2月に入っても厳しい寒さが続いていますが、日が長くなり太陽の光りも暖かみを帯びて来ました。昨年の秋の鮭の遡上が極端に少なかったせいで、越冬しているワシ達のエサがこの時期になってほとんど無くなってしまいました。たくさんいたオジロワシやオオワシはさらに南の方に南下したようです。3月になって繁殖地の
シベリアに帰るので後1ヶ月ほど
北海道に滞在しなければなりません。毎年多くのワシを観察出来るこの河川ではオオワシの成鳥が1羽、
オジロワシ、
オオワシの幼鳥が各1羽、合計3羽しか確認出来ませんでした。鮭の遡上の少なかったこの冬は越冬するワシ達に深刻な影響を与えているようです。
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オジロワシの幼鳥が河口の近くの木に留っていました。 |
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オジロワシが飛び立つ瞬間です。からだが大きいので動作も遅く飛び立つ瞬間を撮り逃す事はありません。 |
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豪快に羽ばたいて行きます。 |
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こちらはオオワシの幼鳥です。 |
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オジロワシの幼鳥とオオワシの幼鳥の区別はつきづらいのですが、大きな翼の真ん中辺り、小翼羽の付け根の折れ曲がった関節の所が翼を真っすぐにした時に少し折れ曲がっているのがオオワシの幼鳥です。上の写真の真っすぐに伸びた翼が少し折れ曲がっています。 |
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