9月の渡り鳥を振り返って

3連休最終日になり、遠方から来たカメラマンさんも含めて11名が山の頂上で小鷹が現れるのを待っていましたが、残念な事にツミとハチクマが遠い所を飛んだだけで、8時頃にはやや強い雨が降り始め散々な1日でした。小鷹類が少ない原因は前にも書きましたが、夏の日照不足で小鳥のエサになる虫の発生が少なかった事など、食物連鎖の頂点にいる小鷹の繁殖に影響したものと考えられます。また9月の気温が高めで渡りをためらっている事も考えられます。空の異変も起きていますが、海の異変はもっと深刻でN氏の話では噴火湾でイカ釣りをしていると釣ったイカを体長3mもあるサメに食べられてしまうそうです。便利になり過ぎた私達の生活ですが、大きな災害が起こるとたちどころにその便利な生活が崩壊してしまう事を私達は経験しました。地球と言う生命のゆりかごは我々人類だけのものではない事を再認識ししなければいけない時期に来ているようです。

ちょうど1週間前の写真です。ツミも飛んではいるんですが、数が少ないですね。

ツミの幼鳥同士は戯れ合う事が大好きです。

ニュウナイスズメもツミの襲撃を警戒しながら羽を休めていました。ツミの狩りは先日目の前で目撃しましたが写真のように小鳥がとまっている所を目にも止まらぬ早さで襲いかかります。

メジロもこれから少しずつ増えて来るでしょう。

ちょっと心配なのはハチクマのピークが今シーズンなかった事です。昨年は1日に200羽のハチクマの渡りがありました。

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