一万羽のヒヨドリ

2018年10月26日晴れ、気温6度、西の風弱く、昨日に引き続き室蘭港入り口にある岬からのヒヨドリの群れが6時45分から渡り始めました。今朝もハヤブサの姿は確認出来ません。ところがヒヨドリの様子がいつもと違い、一旦伊達方面に飛んだヒヨドリの群れがまたこちらの岬に戻って来ます。いつもなら稀府沖に出てそのまま駒ヶ岳方向に進路をとり海を渡って行きます。しばらくしてその原因がわかりました。稀府の海岸線のどこかにハヤブサが2羽潜んでいたのです。7時40分頃ハヤブサの狩りが始まり一つの群れにハヤブサが2羽同時に突っ込んで行きました。狩りに成功したのはオスのハヤブサで、その獲物を横取りしようとメスのハヤブサが急接近して行きます。そこは敏捷なオスのハヤブサですからうまくかわして飛び去りました。狩りに失敗したメスのハヤブサは電柱の上に陣取りますが、ヒヨドリからは丸見えでその後はヒヨドリ達は山伝いに低空で何度も身を隠しながら伊達方面に飛んで行きました。ハヤブサが1羽いるだけでヒヨドリの動きがまるで違うものになります。絵鞆半島のヒヨドリの数も含めると今日1日で推定1万5千羽が噴火湾を渡りました。小鷹の渡りはノスリが少なく3羽程度しか飛ばずに、ハイタカは15羽ほど飛んだようです。

狩りに成功したオスのハヤブサからヒヨドリを奪い取ろうとするメスのハヤブサです。

若いオスはうまくかわして獲物を持ち去りました。

稀府(伊達市)方向から飛んできたハヤブサです。もう一羽左側にいます。

りに失敗したメスのハヤブサです。岬の上のヒヨドリの動きを見ています。その後このハヤブサは稀府方向に飛び去りました。

一旦沖に出たヒヨドリが一目散に戻って来ます。

集団の隊が完全に乱れています。

こちらも同じように隊が乱れています。ハヤブサ1羽いるだけでヒヨドリの動きがまるで違ったものになります



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