謎の多い鳥、カササギです。

カササギは元々九州方面に昔からいた鳥で本州にも分布しています。豊臣秀吉が朝鮮出兵の時に持ち帰ったとか、それ以前から日本にいたと言う説など様々ですが、ハッキリした事は分かっていません。今から30年以上前から北海道各地で目撃されていますが、20年程前から苫小牧と室蘭の間の市街地や海岸線近くの国道でカササギを頻繁に見かけるようになりました。苫小牧と室蘭は港町で貨物船が頻繁に入って来ます。この貨物船にカササギが紛れ込みこの2つの港の周辺で繁殖が始まったと考えられます。昨年は室蘭市御前水の国道の中央分離帯で目撃して、南高平の製鉄会社の緑地帯で営巣しそうになりましたが、緑地帯がその時期伐採されてカササギはいなくなってしまいました。この鳥は国道を頻繁に横切るので車で走っていると、1日に多い時で2〜3回見る事があります。また苫小牧方面では内陸に入りウトナイ湖の近くの国道沿いでも目撃しました。


国道沿いの枯れ草の上にカササギがいましたオスかメスかは不明です。

枯れ草の上で何かを探しているようです。

カラスに良く似ていて、歩くのも得意です。

尾羽が長いのが特長で羽根の一部が青みがかっています。

虫を捕まえて食べているところです。そのご枯枝を運んで巣作りをしている真っ最中でした。

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