数え切れない程のヒヨドリの群れ

2018年10月25日晴れ気温14度、西の風弱く、室蘭港の入り口付近の岬から今年もヒヨドリの大群が噴火湾を渡りました。今月の22日にも3000羽の大群が渡り3日ぶりにヒヨドリが現れました。札幌から見に来たカメラマンや野鳥観察の人もヒヨドリが現れるまで、まるでその気配もなかったので、今回もダメかなと言う声も聞こえて来ましたが、午前7時ヒヨドリの大群が現れ、ハヤブサがいないこことを確認したのか一斉に海上に飛び出しました。最初の飛び出しから30分あまりで約4500羽が噴火湾を渡って行きました。その後観測地点を変えて、その場所にもヒヨドリが集結していて約2000羽のヒヨドリがハヤブサの隙を付いて海上に出ようとしますが、そばにいるハヤブサが気になるのか海を渡ろうとしませんでした。明日もヒヨドリの渡りは期待出来ます。

午前7時、ヒヨドリが一斉に渡り始めました。

ヒヨドリは海上の上空を飛翔して300mくらい海岸から離れた所で、海面すれすれに飛びそのまま噴火湾を渡って行きました。

ハヤブサを警戒してか、何度か海岸に戻って来ます。

いつもはハヤブサの留る岩場ですが、数で勝るヒヨドリに占領されてしまいました。この群れは一体何羽いるのか数えきれません。

ヒヨドリはハヤブサを警戒して行ったり来たりを繰り返していました。