アオバトを狙うハヤブサの若鳥

アオバトのいる岬にはメスのハヤブサが陣取っていますが、たまに若鳥が現れます。でも4年前から見かけているのでその若鳥は成鳥になっているはずです。一昨日見かけたハヤブサは今年生まれた若鳥ではなく、少なくとも2年目の若鳥です。ハヤブサが成鳥になるまで何年かかるか、ハッキリした事は飼育しないとわかりませんね。私の長年の観察では推定4年目でほぼ成鳥になるようです。それからテリトリーを持って4年から6年で入れ替わりますから、自然界ではハヤブサの寿命は8年位と考えられます。(あくまでも私の推測です。)動物園で飼育されているハヤブサはもっと長生きすると思います。写真のハヤブサは成鳥になりかけたハヤブサで、まだ幼鳥の面影を残しています。オアバトのいる森を縦横無尽に飛び回っているのは、いかにも若鳥らしいですね。止まり木に留ってからメスのハヤブサが現れてこの若鳥を追い払いました。2キロ程離れた岬にもアオバトがいるのでハヤブサの若鳥はそちらに行ったようです。

この日はアオバトが警戒して海岸に出てこようとしません。いつもの定位置にハヤブサはいませんでしたが、柏の林の中に隠れている事があります。

突然ハヤブサの若鳥が飛び出しました。

鋭い飛び出しをしたので一瞬成鳥かと思いましたが、よく見るとお腹は縦縞で成鳥ではありませんでした。狩りをしないのにこんな所を飛んだらアオバトは出て来ませんね。

からだが小さく見えるのでオスと思われます。このあとメスのハヤブサに追い出されました。

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