尾羽の長いカササギ

日本で観察されているカササギは九州方面で生息している個体は朝鮮半島から入って来たものと考えられています。北海道の苫小牧市、白老町、室蘭市のカササギはシベリアから渡って来た事が分かっています。何故北海道の苫小牧市周辺でカササギが多いのかは謎でした。カササギは長距離飛行する事が出来ないので、シベリアからの貨物船に乗ってやって来たと考えられています。そう考えると室蘭も港町ですからその説が最も有力です。以前苫小牧の森にサンコウチョウが突然姿を見せましたが暖かい地方の鳥なので本来北海道には渡って来るはずはありません。このサンコウチョウも貨物船に乗って苫小牧港に上陸したと考えられています。このカササギの番の他にも400mくらい離れたところに巣を作っているカササギがいました。

国道の脇の電柱に留っているカササギです。オスメス共同で巣を作っています。

電柱にツルの枝を適当な長さにして巣を作っています。電柱で巣を作る訳は猫などの天敵がコンクリート製の電柱に登って来れないからです。またカササギは脳が発達していて自分の姿を映した鏡の姿を自分だと認識出来るミラーテストをクリアーした知能を持っています。

翼を広げると白。青、黒の翼がとてもきれいです。

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