スズメの生態

身近にいるスズメを私達は居る事が当たり前として普段あまり気にせずに見過ごしている事が多くあるようです。スズメは小鳥の中では人間にもっとも身近な野鳥ですが、意外にも人間に対しては警戒心が強く、子育てをする時に人間社会に近い方が天敵からの被害を受けにくいので繁殖時期だけは身近に感じますが、それ以外のシーズンでは他の野鳥同様に人間に対して警戒心が強く、とても人馴れするような小鳥ではありません。この田んぼに現れるスズメは大体200羽程の集団で人目を避けるように暮らしています。車から不用意に出るとスズメ達は一目散に飛び去って人間との距離をおきます。スズメの仲間のニューナイスズメは渡りをするスズメです。その距離は数百キロにもおよび、かなりの距離を移動します。普通のスズメの移動距離は1キロとも10キロとも言われていますが、はっきりとした事は分かっていません。。近所で見かけているスズメも識別が困難な為、もしかしたら遠くからやって来たスズメかもしれません。以外に知られていないスズメの生態は興味深いですね。
田んぼの枯れ草に留るスズメです。

回りの様子を見て危険が無ければ集団で地面に降りて何かをついばんでいます。

何かの拍子に一羽が飛ぶと群れ全体が反射的に一斉に飛び立ちます。

枯れ草の中に身を隠して、それでも安心出来ない場合は、枯れ草の密集している地面に降りて隠れます。

200羽程のスズメが一斉にチュン、チュンと鳴き始めると、かなり騒がしくなります。この場所は小型の猛禽がたまに通りすがるので、スズメも警戒を怠りません。


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