久しぶりのクマゲラです

11月に頻繁に姿を見せていたクマゲラですが、少し間をおいて森に入り始めました。先週はトドマツの木の根元をかなり掘ったようです。クマゲラがトドマツの根元に大きな穴を開けるのはそこからアリが侵入して巣を作らせる為に穴を開けます。数年後にはクマゲラのエサとなるアリを冬場のエサが不足する時に餌場とします。根元に穴を開けられたトドマツは徐々に樹勢が衰えていき立ち枯れしてしまいますが、枯れた木はエゾリスやアカゲラの巣になったりします。立ち枯れした所は日が差し込むので若木が育ち森の再生となります。数万年も前から営まれている自然の法則を目の当たりにして地球上に生きる動植物は全て連携して共生の関係にある事を気付かされました。

久しぶりのクマゲラです。この日は森の上の方でトドマツの幹に穴を開けていました。
クマゲラは森の中を少しずつ移動しながら森を抜けていきました。

いつものヤマゲラのメスです。ほとんど音を出さないので、見つけるのは偶然ですね。

アカゲラにしては大きく見えたのでオオアカゲラかと思いましたが、からだの大きなメスのアカゲラでした。今年は今のところオオアカゲラを観察出来ていません。

目の高さにキバシリがいました。かなり大きく撮れたのでキバシリに細部までよく見る事が出来ました。


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