冬のエゾフクロウ

秋から冬にかけて山奥から人里近くに降りて来るエゾフクロウですが、その年に寄って出て来る数もまちまちのようです。今年は11月下旬から12月の初めまで番のエゾフクロウが観察されました。その後1羽は姿を消して地元の写真愛好家が懸命に探していますが見つかっていないようです。雪が降っても太平洋側なので埋もれる程は降りませんが、この場所までの約1.5キロの道のりは春と違い雪に足が取られるので時間がかかります。今年はこのウロに現れる回数が多いようで、あとは番でいるところを見たいですね。この場所の近くで3年前に繁殖した時は撮影に訪れた人が多勢居たそうです。この森は奥に入るとヒグマが出るのでエゾフクロウの繁殖地を探す事は危険を伴います。

前日に雪が降ったのでエゾフクロウを見に行きました。

エゾフクロウは大きなウロの奥に入りあまり動きません。

たまに毛繕いをしますが、寒さのせいか動きも鈍いです。

この木は樹高30mくらいの大木で中間付近に大きなウロがあります。過去にクマゲラが開けた穴です。クマゲラがいる森にはエゾフクロウもいます。この森に大木が残っているのは北海道開拓当時から大学の研究林だった為です。

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