オジロワシが羽ばたく

北海道での鮭の遡上が年々減少していますが、シベリアから越冬の為に渡って来たオジロワシにとっても遡上の減少は大問題です。この鮭の死骸は川の冷たい水に冷やされて天然の冷蔵保存の状態のまま腐敗する事無くオジロワシのエサとなります。僅かなエサを廻って鮭の奪い合いをしていますが、本気で争っている訳ではなくある程度食べると次に待つオジロワシに譲ります。なかなかエサを譲ってくれないと待っているオジロワシがしびれを切らし飛び込む事もあります。翼を広げたオジロワシが2羽からむと、迫力がありますね。そう言えばオオワシの姿が今年は少ないようで、南下が遅れているのかもしれません。道東や日高地方の河川が凍結すると道南方面に移動する事があります。

しびれを切らしたオジロワシが突っ込んできました。

驚いたカラスも逃げ出します。

今年生まれたオスの若鳥のようです。

幼鳥でも翼を広げると大きいですね。

しばらくするとカラスが集って来ました。カラスは最後まで諦めずに粘り強く待ちます。

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