10月1日、絵鞆半島の渡り鳥

早朝から晴天になった絵鞆半島では小鳥達の動きが活発になって来ました。集団の数も増えて来て、ヒガラ、シジュウガラ、メジロなどかなりの数が渡っていきました。移動の時間帯は6時から8時の間が最も多くその後も断続的に渡っていったので、推定で1万羽くらいになると思われます。ミヤマカケスも50羽の大集団で半島の中を行ったり来たりしていました。これほどの集団を見たのは初めてです。小鳥の数の割には小鷹類はほとんど飛びませんでした。ツミが高いところに1羽、ハイタカも1羽、オオタカの幼鳥は山の上を旋回してそのまま噴火湾を渡っていきました。小鷹類がなぜこんなに少ないのか原因はよくわかりませんが、何かの理由で南下が遅れていると思われ、あと1週間くらいで状況は変わるでしょう。
今年はミヤマカケスが大集団で絵鞆半島に飛来しています。

夏の天候不順でドングリの実が不足しているのでしょうか。半島には柏の木が沢山あるのでカケスは柏の実を目当てに半島に居座っているようです。

1羽だけ見通しの良い所に留ってくれました。この下の方に50羽くらいの数のカケスが留っています。

止まり木に留るとカケスもきれいに撮れました。背景は紅葉になりかけている半島の山です。

逆光に透けたカケスの羽が美しいです。

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