9月30日、絵鞆半島の渡り鳥

朝から秋晴れになった絵鞆半島ですが、小鳥達の動きが鈍くそれに伴って小鷹の出も少なく、あまり動きの無い一日になりました。半島には小鳥は入っていますが、どの集団の少数です。今日はミヤマカケスをよく見かけました。ホシガラスもカケスの集団に混じって飛んでいました。猛禽ではツミが2羽、ハイタカ1羽、オオタカの幼鳥2羽、チゴハヤブサの成鳥が1羽でした。チゴハヤブサは相変わらずトンボを捕まえながら飛行して何度か絵鞆半島の上空を旋回しながら南の方に飛んでいきました。近くにハヤブサがいるのでチゴハヤブサがハヤブサのテリトリーに入るとハヤブサはチゴハヤブサをハヤブサと間違えるのか追い出しにかかります。見た目も似ていますから仕方ないですね。今朝の羊蹄山は白い雪に覆われていました。季節は秋から冬に移り、あと1週間くらいで小鳥達の本格的な渡りが始まりそうです。
10羽程のカケスの集団が柏の木に留りました。その中に3羽程のホシガラスが混じっていました。運良くホシガラスは見通しのいい枝に留ってくれたので撮影出来ました。ホシガラスは6時から7時頃にかけて出て来る事が多いです。

9時頃にチゴハヤブサが高速で頭上を飛び越していきました。しばらく行ったところでUターンしてこちらに戻ってくれたので写真を撮る事が出来ました。

チゴハヤブサは上空でトンボを捕まえながら移動して行きました。こうして見ているとハヤブサに見間違いてしまいますね。チゴハヤブサは翼の先端が細長く身体がスリムです。

10時頃オオタカの幼鳥が低いところを飛んで来ました。私から15mくらいの距離です。

ハイタカに追われるオオタカの幼鳥です。ハイタカはオオタカの成鳥でも追う事があります。ハイタカの方が気が強いのかもしれません。

0 件のコメント:

© sasaki zen. Powered by Blogger.