クマゲラとオオアカゲラ

今年も後2日を残すところとなりました。室蘭地方は午前中激しい雪が降り山の木も雪化粧になり、冬らしくなりました。裏山の小鳥達は朝早くからエサ台に集まり、少し遅れてエゾリスも山から降りてきます。今朝は2匹のエゾリスが交互に現れて栗の実などを森に運んでいました。どうやらエゾリスの個体が変わったようです。その後ミヤマホウジロのオスとメスが庭に入ってきました。洞爺湖畔ではクマゲラのメスがちょうど私の目の前に留りました。いくら迷彩を着ていても人間がいる事は分かっているはずですが、そんな事はお構えなしにしばらく枝に留っていました。オオアカゲラも音も無く木に留っていました。この広い森でオオアカゲラに出会うのは、やはり運でしょうか。寒さが厳しくなるとオオアカゲラはしばらく姿を隠してしまいます。
クマゲラのメスです。目の前の枯れ枝に突然留りました。クマゲラは大きな木の幹に留る事がほとんどなので、細い枝に留った写真はこの1枚だけです。昨年のメスは体の色に褐色が混じっていましたが、今年のメスはほとんど褐色がありません。

この時期のオオアカゲラはほとんど音を出しませんから、オオアカゲラの居場所を特定するには、静かに耳を澄ませて微かな音を注意深く聞き分けます。

今日の朝はシバレました。(シバレ)は北海道弁で強い冷え込みを意味します、エゾリスはクリやクルミを山に隠した後ヒヨドリの為に置いてあったリンゴまで食べてしまいました。そのあとヒヨドリが来たので、リンゴを枝に刺したら、またエゾリスが来て今度はリンゴを森に持ち帰ってしまいました。今日はヒヨドリの受難の日でしたね。エゾリスが乗っかっている大枝は、8月の台風10号で倒れた栗の大木です。

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