毎年冬になると隣町の耕作地帯に
コクマルカラスと
ミヤマカラスが越冬のためやってきます。生息地は極東アジア地区に限られ日本には暖かい地方で越冬の為に飛来します。北海道出の越冬は希である事から、この地域は冬でも温暖で農耕地が広がっているため越冬に適しているものと考えられます。今年はまだ4〜5羽しか確認していませんが、ミヤマカラスと混群しています。数が少ないので写真撮影は難しく警戒心も強く、車の中からの撮影になります。いる場所の特定は割合簡単に分かり、ハシブトガラスが周囲を囲むようにしているので見つけやすいです。猫のような鳴き声を出すコクマルカラスはなんとも愛嬌のあるカラスです。
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手前にボケて写っているのが、ハシブトガラスで、首からお腹にかけて白く見えるのがコクマルカラスです。その行動は常にミヤマカラスの集団の中にいる事です。この写真では4羽のコクマルカラスが写っていますその周りのカラスはくちばしが細く白っぽい色のしたミヤマカラスです。コクマルカラスはハシブトガラスの集団の中には入りません。 |
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ミヤマカラスです。ミヤマカラスもコクマルカラス同様に警戒心が強く、簡単には写真を撮らせてもらえません。このミヤマカラスはカメラのレンズを認識してこちらを警戒していますが、飛び立つ様子も無くしばらくこの場所をうろうろしていました。夏の生息地が同じ事もありこの両方のカラスは一緒に渡って来るのかもしれません。でも北海道を通過するミヤマカラスの群れの中に、コクマルカラスを見た事が無いのでなぜ共生しているのか、謎ですね。 |
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