クマゲラのメス、森に入る

クマゲラの出た日は森の管理人の方が帰って，私一人になり12時頃まで待っていたら音も鳴き声も無くクマゲラのメスが私のすぐ後ろにいました。出会える時はこんなものですね、クマゲラの方から近づいてくてくれたのでタイミングよく写真を撮る事が出来ました。オスとメスでは留る木が違うようで、メスのクマゲラは枯れたトドマツの根元にいるアリを食べていました。クマゲラは一度木を突き始めると、人の気配を感じてもやめようとしません。突つく事に集中しているので周りを気にしなくなるようです。鳴き声や突つく音はほとんど出さなかったので，ヤマゲラなどのキツツキ類は寄ってきませんでした。

たまたま後ろを振り向いたら雪を被った倒木の上にクマゲラがいました。出会える時はこんなものです。自然相手の撮影は幸運も大事な条件になってきます。私はあまり運のいい方ではないので，粘りで勝負しています。

クマゲラはしばらくこの倒木の上にいて、盛んに木を突いていました。

クマゲラは場所を変えてトドマツの枯れ木の根元を掘り始めました、1時間位掘っていたでしょうか。根元から盛んに何か目に見えない小さなものを食べていましたが，おそらく大好物のアリだと思います。