あ,痛いイガグリが刺さる

森の地面にも薄らと雪が積って来ました。今年は寒暖の差が激しくこれくらいの雪だと日中の日差しですぐに解けてしまいます。森の中央の広場に樹齢30年くらいの栗の木がありたくさんの栗の実を付けて,栗の木下は一面イガグリで敷き詰められます。イガの中にはまだ栗の実が入っているので,エゾリスはイガごと持ち上げたり口でくわえたりして,中の栗の実を取り出します。このエゾリスの行動を最初に見た時痛いのに我慢しているんだなと思いましたが、何度も目撃するうちにこれはエゾリスは痛がっていない事が分かりました。おそらくエゾリスの口の回りや手の部分には痛点が無いのでしょう。我々人間であれば,あのイガグリのトゲの独特の痛烈な痛みは思い出すのも嫌になりますね。まだまだ自然界では分からない事がたくさんあります。
エゾリスが落ち葉の中からイガグリを見つけました。イガの刺の部分を手で持っています。

今度は口でくわえました。痛くないのでしょうか。

次の瞬間中の栗の実をくわえて取り出す事に成功しました。私の方は見ているだけで痛みを感じます。

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