森の住人、ヤマゲラのメスです。

今日の室蘭地方は猛烈な冷え込みとなり,日中でも氷点下4度とこの時期としては異例の寒さとなりました。洞爺湖も森では寒さが増すごとにゲラ類の活動も活発になります。オオアカゲラとともに現れたのは,ヤマゲラのメスで警戒心は薄くしばらくの間餌場になっている森の中心にいました。ゲラ類は元々人間が近寄っても黙々と木に穴をあけていますから写真は撮りやすいですね。ただし個体差もあるのでここに住むヤマゲラのオスは少しでも近寄ると森の奥に姿を消してしまいます。ヤマゲラは洞爺湖周辺の豊かな森林を移動しながら餌となる昆虫を探していました。
今年の11月は月初めに寒波が襲来して森にも雪が積りましたが,その後は気温の変動が大きくこの日は汗ばむような陽気になりました。ヤマゲラはエサを探している時も、音を立てずに静かに行動している事が多いので目視で探す事になります。

木の皮の裏側に隠れている虫を探しています。オオアカゲラが出るとヤマゲラも発見しやすくなります。

森の紅葉に夕日が当たっています。枯れ枝に留りながらしばし休憩をしているヤマゲラです。

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