絵鞆半島の渡り鳥,小さな猛禽、ツミ

今シーズンのツミは9月の中旬からニュウナイスズメを追って絵鞆半島に飛来しました。この時期は北海道でも気温が高く日中は汗ばむ陽気になります。朝6時頃からニュウナイスズメの大群がぼんず山周辺に集まってくると,ツミも手が届きそうな低空で飛び回ります。ツミは飛んでいる時は大きく見えますが,枝に留るとハトよりも小さく,小回りのきくコンパクトな翼とこの小さなからだで狙った小鳥を林の中まで追って行きます。10月に入ると上空を飛んでいる小鳥の集団を狙うので,ツミの飛行高度も上がります。ハイタカも一緒に飛んでいますが、パタパタと気ぜわしく羽ばたいているの方がツミです。11月に入り最後に残っていたツミは,小鳥の渡りが終了すると同時に絵鞆半島から姿を消しました。
ツミは飛んでいる時は大きく見えますが,留るとヒヨドリよりも少し大きい位の小型の猛禽で,雀鷹とも呼ばれています。

このツミは目が黄色いのでメスのツミで、オスのツミは目が赤いので識別しやすいですね。

朝日を浴びて勢い良く飛んでいます。ツミは飛行速度が早く、至近距離だとファインダーで捉えるのがやっとです。

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