絵鞆半島の渡り鳥、ハイタカの思い出

絵鞆半島の森もすっかり葉を落としてシーズン中は毎日数万羽の渡り鳥が通過して行きましたが,シーズンが終わると半島からは野鳥はすっかり姿を消しました。来年の1月に入ると街路樹のナナカマドの実を目当てに、大陸から渡ってくるツグミやキレンジャクなどが来るまで野鳥の撮影も暫しお預けです。今シーズンの印象は9月中に猛禽の動きが活発で、第一陣のハチクマに引きずられるようにオオタカ、ハイタカ、ツミ、などが飛来しました。またオオタカの数も多かったですね。気になったのはミヤマカケスの姿をまだ見ていない事です。昨年は数が多くカケスの写真ばかり撮っていました。自宅の裏山にもカケスが現れて賑やかな鳴き声が山に響いていました。野鳥の数はその年々で変化がありますので,カケスがいなくなった訳ではないと思います。寒さが厳しくなると人里に今年も降りてくるでしょう。今年の絵鞆半島のハイタカは多い時で一度に6羽上空を飛んでいました。その中の一羽がとても好奇心が強く私の目の前で小鳥を押さえ込んだり,背後の柏の木に留ったり,近すぎて撮影出来ませんでしたが,楽しませてくれました。
まだ若いハイタカですね。かなり近いところを飛んでいます。

狩りをしている最中なので,獲物を探している目が印象的でした。

猛禽の背面撮影は難しく,何度もチャンスはありません。小鳥を追いかけて高度が下がったとき以外は背中を見せる事はほとんど無いですね。

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