森の仕事人、クマゲラ

クマゲラのオスが森に入って来ました。この日は北の方からクマゲラ独特の鳴き声が聞こえて来たので,期待も膨らみましたが,しばらくするとクマゲラはこちらに近づいて来ました。今シーズン初めてのクマゲラの撮影です。昨年のクマゲラのオスとは個体が違うようです。このクマゲラはこの森を餌場にしているので、週2回は来ているようです。台風で倒れた木の中にはクマゲラが過去に穴をあけた木も含まれています。高く伸び過ぎた木は倒れる事により森の地面に光が射し,若木やその他の植物が活発に育ち、森が若返るわけです。倒れた木は虫がつきやすくゲラ類や小鳥達の重要なタンパク源になります。健全な自然の森にはクマゲラの存在は大変重要な役割をしているんですね。
クマゲラの鳴き声は独特です。キョン、キョン、と甲高い鳴き声が聞こえ始めたらクマゲラは近くにいます。

この時は偶然私の近くのイチイの樹にクマゲラが留りました。クマゲラはイチイの樹に穴をあけて行きます。数年するとその穴は樹の再生能力である程度塞がり治ったかに見えますが,その窪みには虫が入りやすく幹の芯まで達します。クマゲラはその虫を食糧にする訳です。

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