クマゲラの子育てその2

クマゲラのヒナは4羽いるようですが、顔を出すのは3羽までで、4羽同時には顔を出すスペースがないようです。親鳥はエサを食べれなかったヒナにも公平にエサを与えています。顔を出したヒナにエサを与え手、その後強引に巣の中に入り下にいるヒナにもエサを与えています。この行為が最終的には4羽同時期に巣立つ事につながります。

この時はヒナは3羽顔を出しました。

エサをもらえないヒナもいます。

オスの親鳥は出来るだけ公平にエサが当たるように給餌していました。

昨年の巣穴に止まったメスのクマゲラだゴジュウガラに威嚇されています。ゴジュウガラは近くの粘土質の土と自分の唾液を混ぜて見事に穴を塞ぎ巣をつくりました。

クマゲラは決して器用な飛び方をしませんね。

親鳥の給餌はオスとメスが交互にしますから、多い時で30分に一回の割合になる事もあります。巣立ちが近づくと2時間空く事もあります。