シマエナガ危うし

2018年11月2日曇、北西の風3m、気温7度、日の出前からノスリが飛び始め、小鳥達の動きも活発でした。中でもシマエナガは何度も裏の林に現れて賑やかでしたが、突然2羽のハイタカがシマエナガの群れに飛び込んできました。私はシマエナガの撮影中だったので、ハイタカは私の顔の1m横を飛んで枝に留りました。もう1羽も少し離れた枝に留りましたが、ワンタッチで飛び去ってしまい、撮影は出来ませんでした。この山にいるとたびたびこのような体験をしますが、よく思い出してみるとハイタカやツミ、オオタカの幼鳥が近くを飛んでも飛翔音が全くしません。今日の体験でもハイタカがこちらに向って飛んで来るのを見ていたので、その存在がわかりましたが、よそ見をしていたら1m横をハイタカが通過しても気がつかないと思いました。風切り音を消して獲物に接近する小鷹の狩りの能力を知る事が出来ました。間近で見たハイタカはハトよりも小さく見えました。6時から9時までの間ノスリ50羽、ハイタカ7羽、ミヤマガラス約100羽、オオタカ成鳥は見かけませんでした。

紅葉の終わる半島の森を背景にハイタカが飛びました。

私から5mの所に留ったハイタカが飛び立ち、もう一度旋回して来ました。

ハイタカは逃げ出したシマエナガを探しています。

飛んでいる時は比較するものがないので、ハイタカは大きく見えますが、目の前を飛んだハイタカはハトよりも小さく見えました。

ハイタカが来る前のシマエナガです。

今年はあちこちでシマエナガを見かけます。ムクドリも多いですね。ハイタカが来てからはシマエナガは姿を見せなくなりました。

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