雨の日のクマゲラ

北海道でも晩秋から冬にかけて日本海側では突然の雨が降り、ニセコ方面から流れて来る雨雲が、クマゲラのいる森にも降り注ぎます。雨が小降りになるのを車の中で待っていたら、居眠りをしたようです。ふと気がついて車から降りると目の前でクマゲラが木に穴を空けていました。そのまま撮影を続けていると雨が強く降って来て人の気配を消してくれたようです。この森では雨の日はクマゲラはいないというジンクスがありますが、それは雨の日にわざわざ撮影に出掛ける人がいない為でしょうね。秋の紅葉も終わりに近づいた森ではオスの近くにメスのクマゲラも現れました。カメラを左右に振っただけでオスメス両方のクマゲラを撮影する事が出来ました。クマゲラもずぶ濡れになっていました。私のカメラとレンズもかなり雨が当たりましたが、水の侵入などなく防水処理がよく出来ていると感心しました。今年は10日を過ぎても暖かい日が続いています。

クマゲラの羽根は撥水性が悪いのか、からだを震わせて水を吹き飛ばしていました。

メスのクマゲラを撮影していたら右側の方からドラミングが聞こえて来ました。

いつの間にかオスのクマゲラが近くにいました。

木の幹の裂けた部分にくちばしを入れています。

高い木の枝からは紅葉になった葉は落ちてしまいましたが、低い木の紅葉が残っていたので秋らしい写真が撮れました。

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