仲のいい兄弟ハヤブサ

ハヤブサのヒナが巣立ちをしてから3週間位は仲良く一緒にいる事が多く、一羽でいるよりも兄弟同士寄り添っていた方が安心感があるのでしょうね。7月の終わりになると若鳥達は狩りの練習を始めます。時にはからだの大きなカモメを襲う事もあります。カモメには簡単にかわされてしまいますが、まずは自分で獲物を捕る事が出来ないと、この先生きて行く事が出来ません。ハヤブサの若鳥は成鳥になるまで多くの困難が待っています。猛禽であるがためにどこに行っても攻撃されます。しかも相手からはハヤブサの若鳥と言う事がわかってしまうため、余計に手厳しい攻撃を受けます。そんな事を繰り返しているうちにハヤブサの若鳥は逞しく成長して行きます。強いものだけが生き残る猛禽の世界では自然界の掟と言う篩にかけられます。巣立ったばかりのハヤブサのヒナ達には長閑な一時を過ごしていました。

ハヤブサの若鳥が斜面を飛び跳ねながら上に上がって行きます。

上の方にもう一羽いたんですね。

2羽でいると落ち着くんですね。

くちばしをくっ付けていますが、親からエサをもらう練習でもしているのでしょうか。奥にいる若鳥は迷惑そうな顔をしているように見えます。

2羽の若鳥はしばらくの間こうして一緒にいました。

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