カササギの受難

先日まで国道沿いの電柱に巣を作っていたカササギですが、多分この巣は撤去されるだろうなと、巣の写真を見てそう思っていました。カササギの巣はからすよりも大きな巣で円形に大きく作ります。その枝が電柱上部の風速を計る風速計の回転部分に引っかかっている事に気付きました。その後4日してまた訪れた時には、500m離れていた2つのカササギの巣はすっかり片づけられていました。電柱は電力会社のものですから事故防止のため仕方ない事です。カササギにとっては電柱は枝を組みやすいし、ヘビなどの天敵が登って来るのを防いでくれます。また卵を狙ってやって来るカラスに対しても、電柱のある場所が見通しがいいので、カササギが防御するのは最良の場所と言えるでしょう。巣を壊されたカササギは大急ぎで新たな巣を作っている事でしょう。

懸命に巣材を運びカササギです。

巣材を選ぶのにも結構時間をかけます。

今度は違うかたちの枝を運んできました。

撮影している時は気付きませんでしたが、巣材の枝に風速計が絡み合っています。これが原因で巣を撤去されたようです。

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