尾羽をあげたコマドリ

北海道の春の嵐になりました。早咲きの山桜はこの雨で散り始めました。春の渡りの小鳥達もこの寒さに震えている事でしょう。コマドリは毎日個体が入れ替えありますが藪の中から出てこない個体や、木の上の方でさえずっている個体など、様々です。その中でもちょうどいいところに出て来てさえずるコマドリもいます。コマドリが尾羽をあげているのは、警戒している時や縄張りを主張しているときなど、この尾羽が扇形に広がるのが最もコマドリの美しい姿になります。コマドリのさえずりは同じ方向から聞こえて来てもおなじ枝に留っているとは限りません。常に留る位置を変えてさえずっています。また笹薮の中を素早く移動するので姿は見えなくても遠くに移動している事があります。コマドリの撮影はなかなか難しいと思いました。

コマドリが目の高さでさえずり始めました。警戒しているのか尾羽をあげ始めました。

尾羽が扇形に開き始めました。

同じ枝の先端に留りさえずりを開始しました。

次の瞬間飛び立ちました。シャッヤーを押していたので偶然写りました。個体によって違いますが藪の中に逃げ込んでしまう事もあれば、次の枝に飛び移る事もあります。コマドリは小さな身体なのでよく見ていないとすぐに見失います。



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