メスのクマゲラが巣穴を掘っているようです。

室蘭地方も気温の上昇で雪解けが進み暖かい春が待ち遠しい季節になりました。森のクマゲラはどうやら巣穴を掘っているようです。この森のクマゲラは行動範囲が広くどこに巣を作るか予想するのが難しいですが、この穴も巣穴の候補の一つでしょう。ただクマゲラが巣穴を掘るのはオスとメスが共同で作業するので、この時はメスだけでかなり離れたところでオスが鳴いていました。クマゲラが掘った穴はクマゲラが使わなくてもエゾリスやエゾモモンガなどが休憩場所として使うので無駄にはなりません。森にクマゲラが居る事で森に住む他の小動物は大きな恩恵を受けています。

メスのクマゲラが巣穴から顔を出しました。

一旦外に出てまた中を覗き込んでいます。

また穴に入って外を見渡しています。

クマゲラが巣を作る場所の条件はその木に枝が無い事、これは天敵のカラスなどが枝が有ると留りやすくなるからです。また木肌がつるりとしているのが理想です。木肌が滑りやすいとヘビが登りづらくなります。そんな理想の木をクマゲラは探し続けています。

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