ハヤブサが気持ちよく飛んでいます。

例年にない寒さが続いている室蘭地方ですが、ハヤブサの繁殖の時期まであと1ヶ月になり、ハヤブサの動きも活発になって来ました。メスは卵をからだの中に蓄える為にたくさんの栄養を摂らなくてはなりません。近年室蘭のハヤブサのヒナの数が激減しているのはこの時期のメスのハヤブサの栄養状態が良くない事が原因かもしれませんね。今日もメスのハヤブサが海上に出たヒヨドリを全開で追いかけていましたが、ヒヨドリも逃げ足が早く、狩りは失敗したようです。エサの捕れない事もあるので、ハヤブサは岩棚に食べ残しを蓄えて、狩りがうまくいかない時は非常食とします。ハヤブサのヒナが減り始めた頃から小鳥の数も減って来ています。今年はどれくらいのヒナが孵るか注意深く見て行きます。

雪がちらつく中メスのハヤブサが私の横を通過して行きました。

海を背景にするとオートフォーカスは彩度の高い海面にピントを持って行くので、手動でピントを合わせます。

地球岬のハヤブサはオス、メス共によく飛びます。

ハヤブサがかなり接近しました。手動でピントを合わせるのはこれくらいが限界です。

断崖を飛び越えて地球岬の横にある広場の上を飛んでいます。この場所は急に向かい風が強くなり、ハヤブサも上体が上がってしまいました。