雪の森に暮らす小鳥達

2月も後半に入り冬の寒さも一段落する季節のはずが、今年はいつまでも低温が続き還暦を過ぎた私にはこの寒さが身に堪えます。雪の降り積もった森では小鳥達が元気に活動しています。この森には小鳥を狙うハイタカなどの猛禽が入り込まないので、小鳥達もどこかのんびりしています。お目当てのクマゲラやヤマゲラは現れませんでしたが、カケスが面白い鳴き声を聞かせてくれて賑やかな森の一日でした。

ヒガラはモノトーンであまり目立たない鳥ですが、後ろ姿は美しい鳥ですね。

ここのカケスは森の中に住んでいる割には人馴れしていて、カメラを向けても逃げようとしません。自宅の裏山のカケスは私の姿を見ただけで藪の中に逃げ込んでしまいますから、個体差が大きい事が分かります。このカケスは今まで聞いた事も無いような変わった鳴き声を出していました。

アカゲラのオスは木の皮の裏側に隠れている虫を丹念に探していました。

カラ類の中でも一番攻撃的なゴジュウガラです。小さなくちばしで木の幹を激しく突つく事もあり、さえずりも音が大きく賑やかな小鳥です。

カラ類の中でも一際色鮮やかなヤマガラです。正面顔は愛嬌があってこの鳥の特長が出ていますね。