岬のヒヨドリ

ヒヨドリの大群が地球岬に現れたのは1週間ぶりの事です。昨日までは強風が吹き荒れていたので天候も影響しているようです。今朝は風も弱まり朝からヒヨドリが出ていたようで、何度か岬を周回していました。ヒヨドリが海上に出るとそれを待っていたハヤブサが断崖の裏からスピードを上げて突っ込んで行きます。ハヤブサの狩りの成功率はあまり良くないようで、焦りを感じさせる狩りもしていました。この時期は鳥達の移動の端境期に当たりハヤブサの獲物も極端に少なくなります。ハヤブサは町の方に出てドバトを狙うのもこの時期が多くなります。中には港の岸壁でカゴメを押さえつけて捕食するハヤブサもいます。狩りの名人ハヤブサもタイミングを逃すと簡単にはヒヨドリを捕まえる事は出来ません。

1週間ぶりにヒヨドリが地球岬の断崖に戻って来ました。

展望台の真下の木に留ったヒヨドリです。この下は海面まで130mの絶壁です。

メスのハヤブサがヒヨドリの捕まえる為に飛び出しました。1秒後にオスのハヤブサも飛び出し2羽同時にヒヨドリを追いました。

岬の先端に留っているヒヨドリです。海に飛び出す瞬間をハヤブサは近くの断崖で待っています。

ヒヨドリが海上に飛び出さなかったので、しびれを切らしたハヤブサは2羽ともこの柏の林に突っ込んで行きました。みづらいですがオスのハヤブサも下の方に写っています。待ち切れずに飛び出すと狩りは失敗します。