チゴハヤブサの思い出

北海道の道央圏で繁殖したチゴハヤブサは今頃東南アジアで越冬しています。チゴハヤブサは飛びながらトンボを捕まえて移動して行くので、一日の移動距離はかなりの距離になると思います。飛翔速度も速いので1週間くらいで越冬地に到達するでしょう。チゴハヤブサはハヤブサよりもからだは小さいですが翼は細長になっていています。この細長い翼のお陰で長距離を効率よく飛ぶ事が出来ます。ハヤブサは一度テリトリーを決めてしまうと長距離を飛ぶ事はありませんから、この翼の長さが両者の大きな違いです。チゴハヤブサは市街地で繁殖するので人工物に留る事が多くなります。地元の人は毎年ツバメでも来ているようにチゴハヤブサを身近な鳥として親しんでいます。来年も巣立ちの頃また行ってみたいですね。

チゴハヤブサの親鳥が飛び立ちました。

ハヤブサによく似ていますね。

チゴハヤブサは人工物に留るのが大好きなようです。トンボを見つけるのに都合がいいのでしょうね。

電線にもよく留ります。

翼は尾羽よりもはみ出します。からだの大きさの割には翼が長いのがチゴハヤブサの特長です。

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