コクマルカラスとミヤマカラス

動画でも紹介しましたが、コクマルカラスが今年も越冬の為にやって来ました。コクマルカラスはミヤマカラスと共生の関係にあるようで、コクマルカラスの数は圧倒的に少ないのですが、ミヤマカラスは同じ仲間のように特に争う事も無く、両者は仲良く暮らしています。ミヤマカラスはユーラシア大陸で繁殖して日本の各地で越冬します。10月の中旬頃から絵鞆半島の上空を30羽から50羽程の群れて本州方面に渡っていく姿が見られますが、その中にはコクマルカラスは混じっていません。。コクマルカラスは僅かな群れで大陸から越冬の為に北海道の道南に飛来してミヤマカラスと群れを形成するようです。北海道でのコクマルカラスの越冬は数も少なく、主に西日本、九州などが多いようです。

コクマルカラスは国道沿いのオニグルミの木の枝に留ってニャーニャーと盛んに鳴いていました。

コクマルカラスは警戒心が強いので車の中から超望遠での撮影になります。

そばに居るのはほとんどがミヤマカラスです。特に争う事はありません。

コクマルカラスは雑食なので、盛んに枯れ草をくちばしでひっくり返すしています。中に隠れている虫を探しているようです。

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