ハイタカの急降下
10月に入るとハイタカの数が増えて来ますが、反対にツミの数は減って行きます。ツミはハイタカよりも渡る時期が早いようです。ツミの渡りはニューナイスズメの渡りにも関係しているのかもしれません。今年もニューナイスズメの大群が本州方面に渡って行きました。今年の半島は小鳥の数が少ないのでここに留まる猛禽類も少ないようで、オオタカの幼鳥などは今のところ留まる個体もまだいなくて、ハイタカかカラスに追われて半島を出て行ってしまいます。これからの主役はハイタカで風の強い日などはよく飛び、お互いに遊び合ったり、急降下したりと見る者を楽しませてくれます。昨日は6mの距離で枝に留りました。一瞬でしたが肉眼でその姿をはっきり見る事が出来、飛んでいる時の3分の1程度の大きさにしか見えない小さな猛禽です。ハイタカの空中ショーはこれからも見る事が出来ます。
オスのまだ若いハイタカです。特に風の強い日に急降下を繰り返します。 |
獲物めがけて急降下して行きます。 |
翼を折りたたみ最高速の体勢に入ります。 |
急降下しながら身体を回転させています。 |
ハイタカはハヤブサよりも2回り程身体が小さいので、落下速度はハヤブサの方が見た目で2倍程早いです。 |
下から見ている小鳥にはこの体勢で落下して来るハイタカは点にしか見えないので、小鳥も逃げる間が無いでしょうね。 |
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