10月3日、絵鞆半島の渡り鳥

本日は朝6時に山に登り撮影を開始しました。まず小鳥がほとんどいないのには驚きました。昨日の気温が高かったので小鳥の動きは鈍いとは予想していましたが、これほど少ないと小鷹類も少ないはずです。カメラをセットしてからすぐにハイタカが2羽近くを飛びました。その後30羽程のアオサギの群れがV字編隊を組んで北の方に飛んでいきました。これほどの集団を見たのは初めてです。9時になってチゴハヤブサの幼鳥が北の方から飛んで来ました。チゴハヤブサは海岸線を道しるべにして飛んでいるようです。頭上でトンボを捕まえ損ねてそのまま南の方角に高速で飛び去りました。今年はチョウゲンボウをよく見かけます。今日は11時半までの間に2羽のチョウゲンボウの幼鳥が噴火湾を渡って行きました。オオタカの幼鳥も10時頃現れ半島をウロウロしていましたが、カラスの群れに追われて半島から離れて行きました。この渡り鳥の少ない状態はあと1週間くらい続きそうです。

チョウゲンボウの幼鳥が2羽噴火湾を渡りました。半島に小鳥がいないのでそのままの通過になりました。

朝早い時間にハイタカが2羽近くを飛びましたが、その後はほとんど動きがありませんでした。

9時頃になるとノスリが飛び始めます。今日は20羽程のノスリを確認しました。

朝早い時間にV字編隊を組んで飛ぶアオサギです。30羽程の数でこの半島でこれほどの数の集団を見たのは初めてです。

登別方向の海岸線から高速でチゴハヤブサが近づいて来ます。カメラを構えた時には私の頭上を飛び越えて行きました。その後旋回してトンボ採りをしていましたが、失敗してそのまま海上に出てあっという間に噴火湾を渡って行きました。

このオオタカの幼鳥は半島をうろついていましたが、ハシブトカラスに追いかけられて半島を離れて行きました。