照明灯の上が食事場です。

野球場の照明灯の上でチゴハヤブサのヒナが親鳥がエサを運んでいるのを待っています。親鳥は大抵の場合トンボを一匹捕まえて来ますから二羽いるヒナのどちらかはもらえなくなります。ヒナは親鳥の気を引こうと懸命に鳴きアピールします。どこかツバメのヒナに似ていますね。ツバメのヒナは誰よりも身を乗り出して口を大きく開けているヒナに親鳥はエサを与えます。あまりエサの当たらないヒナは成長が遅れますが、たくさん食べたヒナは早めに巣立って行きますから、成長の遅いヒナも順次巣立って行きます。チゴハヤブサのヒナは身体は大人と同じ位大きくなっていますから、トンボだけではお腹は満たされないようです。親鳥は5回6回と続けてトンボを運びます。オスのチゴハヤブサは小鳥を捕まえに少し離れた場所で狩りをしているようです。一ヶ所に家族全員が集る事はなかなかありません。
チゴハヤブサの親鳥がトンボを捕まえて来ました。

照明灯の上でヒナが盛んに鳴きアピールします。

親鳥はヒナの中に割って入って行きました。

団子状態になっているのでどちらのヒナがトンボをもらったのか分かりませんでした。
次の獲物を捕まえに親鳥は飛び立ちました。チゴハヤブサの子育ては忙しいですね。ハヤブサとはこの辺も大きく違い、ハヤブサの餌やりは3時間に1回程度です。ただしトンボではなく小鳥やハトなのでヒナ鳥もお腹が満たされる訳です。





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