9月14日の絵鞆半島の渡り鳥

今日は朝から晴天に恵まれましたが、風が強くハチクマは太陽の熱で出来る上昇気流を待たずに強い風を利用して早朝6時前から飛び始め10時頃までに50羽程のハチクマが対岸の駒ヶ岳方向、もしくは長万部方向に飛んで行きました。ハチクマの渡りは今日当たりがピークと見ていいでしょう。その他にツミが一羽、オオタカの幼鳥が一羽、かなり高度を上げて渡って行きました。ミサゴは毎年東の方から西の方にほぼ同じコースを飛んで行きました。小鳥の渡りがまだ本格的に始まっていないので、小鷹類の出も悪く晴れ渡った大空は閑散としていました。ヒガラやメジロの渡りが始まるまでいましばらくの辛抱です。

今日の渡りはハチクマがメインでした。このハチクマが一番近くを飛んでくれましたが、他のハチクマは高度が高い為に点にしか写りませんでした。

ミサゴも10時頃に飛びました。ミサゴはこの半島では狩りはしませんからただの通過です。

同じ個体に見えますが30分遅れてもう一羽ミサゴが飛んで来ました。二羽とも幼鳥のようです。

オオタカの幼鳥もかなり高度を上げて渡って行きました。半島に小鳥が少ないので狩りをしないで通過したようです。

ハチクマは鷹柱を作る事無く強い西風を利用して高度を上げて渡って行きました。