今度は空中でキャッチしました

今年の夏はちょっと変です。7月1日の猛暑から約2週間続いた猛烈な暑さで、市内の家電量販店では扇風機の品切れが続出してしまいました。7月の中旬頃からオホーツク海高気圧の影響で冷たい北東気流が室蘭に流れ込み、現在も過ごしやすい気温になっています。岬のアオバトは海水を飲む為に命がけで海上に出ます。それほど暑くもないのにここ数日はハヤブサがいてもアオバトは危険を冒して海岸に降りて来ます。アオバトが海水を飲むのは日中の暑さが影響しているとも考えましたが、どうもそうではなさそうで、海水に含まれるミネラル分がアオバトの生命を維持するのに必要不可欠なのでしょう。アオバトは後3週間でこの岬から離れていきます。これほど多くの犠牲を出しても海水を飲み続けるアオバトは不思議な鳥です。そんなアオバトをハヤブサは容赦なく襲います。ハヤブサは私から10mのところを猛スピードでアオバトに突っ込んで行き空中でキャッチしました。その後珍しく電柱の上でアオバトの解体が始まりました。
ハヤブサがアオバトを空中で捕まえました。

ぶつかった衝撃でハヤブサの尾羽が抜けています。

こちらの方にターンして来ると思っていたら海岸脇の電柱に向って行きます。

ハヤブサはアオバトをつかんだまま電柱の天辺に留りました。

そう言えば昨日までいた大量のカラスが今日はほとんどいません。近くにカラスがいるとハヤブサでも獲物を横取りされてしまいます。

電柱のの天辺は平ですけど、ハヤブサのツメが鉄板で滑るので、何度もバランスを崩していました。

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