ハヤブサのアオバト狩り

前回の続きです。アオバトをつかんでハヤブサは陸地に向って方向を変えました。運良くその進行方向が私のいる方向だったので、正面からのハヤブサの写真を撮影出来ました。このアオバトの岬に通い始めて4年、ようやく納得のいく写真が撮れました。この岬でハヤブサがアオバトを襲う範囲は約800mくらいあり、どこで襲うかは予測出来ません。アオバトもハヤブサも空を飛んでいますから、その時のタイミングでその場所が決まります。今回のように目の前で狩りをするのはシーズン中1〜2回です。ここ数日はハヤブサは岬に現れていません。どこか違う場所で狩りをしているのでしょうか。岬のアオバトはハヤブサがいなくなった隙に盛んに海水を飲んでいました。

ハヤブサがアオバトをつかんでこちらに向って来ます。

ハヤブサは尾羽と翼を一杯に広げて浮力をつけます。

ハヤブサの正面写真が撮れました。距離は10mくらいです。

ハヤブサは目の前をターンして行きました。近すぎてはみ出してしまいました。

アオバトの解体が終わって自分のテリトリーに帰って行きます。このハヤブサは数キロ離れた石切り場に巣を持つメスのハヤブサです。