チゴハヤブサ、親の愛

北海道の道央圏で営巣するチゴハヤブサは、ヒナ鳥の子育ての時期、平野にトンボが現れます。小鳥も渡りをするのでヒナに与えるエサは豊富にあり、巣立ちして間もない若鳥には親鳥は積極的にエサを与えます。小鳥だと数時間に一回でトンボだと連続してヒナに運びます。チゴハヤブサの巣はカラスの巣を利用し、餌やりや見張り台は電柱や携帯電話の電波棟などを使います。電線の上でも餌やりを行ないますが、上空の親鳥からよく見えて、親鳥も翼を木の枝にぶつけなくて済むので、都合のいい場所です。ここの若鳥は50mの鉄塔も簡単に留る事が出来るほど飛翔力がついていますが、もう少しの間は電柱の上でヒナはエサを親鳥からもらいます。
親鳥が電線の上にとまっている若鳥にトンボを持って来ました。

トンボは口移しが多いですね。

トンボを受け取ったヒナは1〜2分でトンボを食べてしまいます。

ヒナがうまく食べているかどうか親鳥は少しの間見守っています。

次のトンボを求めて親鳥が飛び立ちました。



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