ハヤブサが飛び立つ

このハヤブサのいる場所は海岸から80mくらいの小高い山の上になります。この場所でハヤブサはアオバトの解体をしますが、わざわざこの場所に重たいアオバトを運び上げるのは海岸にいるカラスにアオバトを横取りされない為です。カラスは常時4羽居て、潮が引くと磯に出てカラス貝や、高級食材のバフンウニを巧に磯から拾い上げて食べています。ハヤブサはアオバトを解体するとこの場所で食べる事はしません。岬の先端の方に肉のかたまりを運びますがどこに持って行くのかは不明です。今日の朝アオバトを見に行きましたがほとんど飛ぶ事はありませんでした。ハヤブサの攻撃にかなり警戒しているようです。

アオバトの解体を終えてハヤブサは飛び立つ準備をします。

からだ全体に緊張を持たせからだを沈めます。目線は飛ぶ方向に向いています。

エサを持っていない方の足で枝を蹴って勢いを付け飛び出します。

片足蹴りだったので勢いが弱くすぐに翼が全開になってしまいました。このエサはどこへ運ぶのかは、はっきり分かっていません。お腹がすいている時はこの場所で食べる事があります。おそらくエサはどこかに隠すのだと思います。