エゾフクロウの様々な動き

置物のように動かない印象のあるエゾフクロウですが、時間をかけて観察していると結構動きがある事が分かりました。一番多い動きはくちばしでの毛繕いで、その他に羽を伸ばす行為や背伸びなどもします。留っている事の多い猛禽のハヤブサもやはり同じ行動をし、やや大型の猛禽類のは同じような仕草をします。エゾフクロウは留っていると達磨のように見えますが、後ろに控えている翼は広げると1mにもなり、羽音を立てずに獲物に近づく際、有効な大きさの翼である事が分かります。エゾフクロウは動きがほとんどありませんが、森の中ではその存在感は大きくゲラ類が近くに来て執拗に威嚇する事もあります。それでも全く動じないエゾフクロウは森の番人と言ったところでしょうか。
エゾフクロウは足のツメで毛繕いを始めました。

片足立ちで左側の羽を伸ばしています。

右の羽根も広げました。

羽一枚一枚が大きい事が分かります。羽音を出さずに飛翔する秘密がこの羽根に隠されているのでしょうね。

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