ハヤブサとアオバトの攻防、始まりました。

6月の末になると港の入り口の岬の先端にアオバトが集って来ます。集ったばかりのアオバトはハヤブサの存在を知りませんから少ない数で海上に出るとハヤブサの餌食になります。この岬にはメスのハヤブサと若鳥が2羽いてお互いに縄張りを争っています。ハヤブサも最初のころは狩りに成功しますが、アオバトがハヤブサの存在に気付くとアオバトも簡単には海上に出てこなくなります。そうなるとハヤブサの作戦も変わりアオバトの居る山の上で狩りをするようになります。アオバトとハヤブサの攻防は9月まで続きます。

ハヤブサがアオバトの居る山の上で狩りに成功しました。

アオバトは集団で飛んでいる時は安全ですが、2、3羽で飛ぶとハヤブサに狙われます。

ハヤブサはアオバトをつかんでかなり長い距離を飛んだので口を開けて呼吸をしています。

アオバトの解体が始まりました。食べられない羽根からちぎり落として行きます。

太い枝に乗り移りました。このメスのハヤブサはどこから来ているのか分かっていません。番のハヤブサは今時期は若鳥の面倒を見ていますから、テリトリーを持たない単独のメスなのかもしれません。

オアバトの命がハヤブサの命に変わって行きます。ハヤブサも自力で狩りが出来なくなると死を迎えます。