美しいさえずりのクロツグミ

今年もクロツグミの番を観察する事が出来ました。この湿原のある森ではこの番が縄張りを持っているようで、違う個体のクロツグミは見当たりませんでした。ひろい湿原なのでクロツグミを見つけるのは容易ではありません。オスの美しいさえずりが森の中から聞こえて来ますが，近づくと今来た方から聞こえて来て、引き返すとまた違う方からさえずりが聞こえて来て，なんとも不思議な現象ですが，クロツグミに関してはさえずりを目安に探す事は困難な事が分かりました。オスが盛んにさえずっているのは繁殖期に入ったからでしょう。メスのクロツグミはオスに比べるとあまり鳴かないようです。オスとメスは今のところ別々の行動をとっています。

クロツグミのオスが芝の上に降りて来ましたエサとなる昆虫を探しているようです。

朽ちた大木に留っているクロツグミです。腐った木の中の虫を探しているようで、下に降りたりまた飛び上がったりを繰り返していました。その後オスのクロツグミを見失いましたが，さえずりだけは森の中から聞こえて来ます。音をたよりに探しましたが見つける事は出来ませんでした。

まだ若いメスのクロツグミのようでお腹の斑点が薄いですね。

湿原の木の根元で昆虫を探しているようです。この後見失ってしまいました。