寒の戻り

北海道の春の天気は寒暖の差が大きく暖かくなるのは桜が散った頃からです。野鳥の世界も今が端境期で南からの渡り鳥が北海道に到達するのを待っている状態です。昨年の秋に大発生したルリビタキは本州での越冬を終えて無事に北海道に戻って来るのでしょうか。前年に多く観測した野鳥は次の年は嘘のように数が少なくなります。普通に考えれば数が増えた分より一層数を増やして来るはずですが、自然界には限られた生息環境、限られた食料など、近年の環境破壊などもあり、色々な条件が重なり個体の数が決められているようです。今年はどの種類の野鳥が多く渡って来るか今から楽しみです。
ヤマゲラは秋に本州方面に渡る個体もいますが、北海道に留まりそのまま繁殖します。シジュウカラやハシブトガラといつも一緒です。

エゾリスはまだ冬毛のままです。

春の陽気に誘われてアカゲラのメスが姿を見せました。

まだ新緑にはなっていませんが、雪の解けた山の斜面には笹の葉が淡い緑色を輝かせています。

昨年の秋にどこから飛んで来たのでしょうか。本州方面に渡らずに道南で越冬したヒヨドリです。冬のエサ不足から解放されて10羽程の集団を作り裏山でそのまま繁殖します。

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