エゾリスが跳ねる。

エゾリスの走る姿はこのブログで何度か紹介していますが、地面に着地している時間よりも空中に浮いている時間の方が長いようです。走ると言うより飛んでいるようにも見えますが、正確には跳ねている事が分かります、エゾリスは体全体の筋肉を使い素早く移動する事で、天敵から逃れる事が出来ます。エゾリスの後ろ足の筋力が並外れて発達していますが、よく見ると背筋の力もうまく利用していて、伸び上がったからだを一度縮めて一気にその力を解放する事で前方への推進力にしているようです。他の動物では猫科の動物がが同じような動きをしますね。一瞬の油断が命取りになる自然界ではすぐれた反射神経を進化の過程で持つのも当然でしょうね。
小さなからだをうまく使う事で一回の移動距離を稼いでいます。手足を伸ばすとからだの長さは2倍になります。

前足で着地するとからだを丸めて力を貯め込みます。

次の瞬間からだを伸ばし一気に前にからだを押し出します。

エゾリスの後ろ足も強力ですが、この動きが出来るのはやはり背筋の力でしょうね。これらの動きは肉眼では捉える事は出来ません。


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