あれ、丸い

2月の中旬になると町の街路樹のナナカマドの実もすっかり無くなり、ツグミの姿もめっきり減ってしまいました。今年は残念な事にヒレンジャクの撮影が空振りに終わりましたが、毎日撮影に出掛けている訳ではないので、私の知らない間に大群が押し寄せて来たかもしれませんね。野鳥の撮影は9割以上は運で左右されますから撮影に出掛ける回数を多くするとその分確率も上がります。運の他にも渡り鳥などの通過地点やその時期などの詳細な記録があるともう少し野鳥に出会える確率は上がります。ただし自然界の出来事は一度きりと言う事が多いので、珍しい渡り鳥の場合は一期一会の出会いとして考えた方が良さそうです。前年に多く見た鳥は次の年は数が減っていると思って間違いないようです。
たまたまこのように写ったのでしょうか。まるまると太ったツグミです。長い時間この枝を動かなかったので、ナナカマドの実をお腹いっぱいに食べ過ぎたのかもしれません。

ツグミは2月に一旦姿を消しますが、5月にはまた戻って来ます。昨年の6月に我が家の家庭菜園のイチゴ畑で赤くなったイチゴを食べていました。

本州に渡らずに道南で越冬したヒヨドリです。ヒヨドリは厳しい冬を越す為に人間の生活圏に入り込んで庭木の実などを食べながら春を待ちます。ヒヨドリの数が毎年一定数であるのは、環境の変化に対する適合性に優れているからでしょう。

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