冬も元気なエゾリスです

昨年の秋に豊作だった栗の実がこの時期になっても雪に覆われる事無く、残っているので今年の冬はエゾリス達も冬場のエサに困っていないようです。3月になると日差しも暖かくなるので、エゾリス達もこの寒さはあと1ヶ月の辛抱ですね。そのかわり3月、4月と一年の内でエサが最も不足するのでエゾリスは蓄えていたクルミなどを掘り起こして飢えをしのぎます。桜が咲く頃には新芽が出て来るので、それを食料にします。私の住む町では40年前にいたフクロウやクマゲラ、コウライキジなど環境に適応出来なかった野鳥は姿を消して行きましたが、エゾリスは環境の変化に巧に適応して生き延びています。森は水を貯え二酸化炭素を吸収し私達人間の暮らしにも重要な役割を果たしていますから、エゾリスの住む森は豊かな自然に恵まれている証です。
好物の栗の実を美味しそうに食べています。このエゾリスは愛嬌がありますね。

休息場所のイチイの樹からハイこんにちはと言っているようです。

栗のイガから実が取れないので悪戦苦闘しています。

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