寒さが緩むと集って来ます。

全国的に南風が吹いて季節外れの暖かさになりました。九州では春一番が吹いたそうです。家庭菜園が趣味の私には暖かい地方が羨ましいです。冬の北海道はハウス以外野菜は栽培出来ませんから、その多くは本州の暖かい地域で収穫した野菜が入って来ます。トマトなどは九州産のものが多いですね。この暖かさで洞爺湖畔のミズナラの新芽が膨らみ始めて春を感じさせてくれますが、明日からは一転して寒気が戻って来ます。森のクマゲラは気温の上昇とともに活発に活動を初め、それにつられて他のゲラ類も動き始めました。クマゲラはオスとメスが寄り添うように一緒に行動してオスもメスも盛んに鳴き声をだしていました。繁殖期が近い証拠ですね。もうすぐ3月、早いもので春の渡りのシーズンに入ります。今年はどんな野鳥に出会えるか今から楽しみです。

オスのクマゲラです。昨年の夏台風で折れた赤松に留っていました。近くにはメスもいます。気温が上がるとエサとなるアリや虫の動きが活発になるのでクマゲラも頻繁に森に入って来ます。

この森の住人アカゲラのオスです。この森で繁殖しています。

クマゲラの鳴き声を聞いて現れたヤマゲラのオスです。昨年から繁殖場所を変えたようで、巣の場所は不明です。

小さくても立派なキツツキの仲間、コゲラです。人の気配も気にせずに食事をしていました。